ハイイロチュウヒなどが飛び交う稲戸井調整池(大柏・高野)

利根川遊水池周辺はアシ、カヤ、ノバラなどが繁茂し、一見荒地ですが、多くの猛禽類が見られます。アシ原を代表する猛禽類のハイイロチュウヒを撮影できました。その他トビ、オオタカ、ミサゴなどが観察されました。イノシシを仕掛ける猟師、カモ類を捕獲する鷹匠や猟銃をもった猟師など、生物に関わる多様な人々にもめぐり逢います。人間の都合だけで(工業団地、公園など)開発するのではなく、身近なところで多様な生物種がいる利根川遊水池の自然環境を組織的に管理することを望みたいと思います。

 

ハイイロチュウヒなどが飛び交う稲戸井調整池(大柏・高野)” に対して2件のコメントがあります。

  1. fukuちゃん より:

    猛禽類が多くいるのは、それらが生育する餌となる動植物が沢山住んでいることになり、猛禽類は環境保護の指標生物になると、鳥のみちの池田先生から聞いたことがあります。利根川の遊水池辺りは、従って、餌となる多くの動植物がすむ環境にあるということですね。大事な自然資産を保全されるように祈りたいです。冬は、野鳥が多くみられるので、私も、堤防の上をサイクリングして、バードウォッチングに出かけてみます。

  2. sago より:

    チュウヒ、ハイイロチュウヒは冬鳥で、そのチュウヒは昨年この場所での繁殖が観察されたそうです。また、夏鳥のサシバもこの地に隣接する斜面林での繁殖が観察されています。写真を撮影した日には、コハクチョウ、コウノトリなども見られました。コウノトリの足輪の色で、名前(登録番号)が判明します。また、他の場所ですが、識別首輪をつけた白鳥を見つけ、調べてみるとロシアでつけられたものでした。野外観察もいろいろな楽しみ方があります。

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