鷹の渡り観察会(鳥の道)
9/27(日)に毎月定例の野鳥観察会が行われました。今回の観察会のテーマは「鷹の渡り」で、朝9時に鳥の道専用駐車場に集合でした。毎年この時期になると鷹の渡り観察会が開かれ、サシバを中心に、運が良ければハチクマなどの渡りも観察できます。今回の参加者は10人程度でした。
はじめに、小さな鳥の資料館館長の池田先生が渡りの原理や主に見られるタカの種類の説明などを説明してくださり、観察スタートです。この日は曇り空で、渡りに必要な上昇気流が発生しないためにあまり渡りの観察は期待できないと仰っていました。
15分ほど双眼鏡で空を眺めるも、やはり池田先生の予想どうり渡りは見つかりません。
みなさんが空を見上げるのに飽き始めた頃、天神様の林の上あたりにとまるサシバ2羽を発見。それからまた数十分した頃、今度は2羽のサシバがこちらへ向かって飛んきて、すぐ真上を旋回してくれました。
腹に縦のシマシマ模様がついていることから、今年生まれたサシバの若鳥だとわかります。
こちらは先程とは違い、腹に横シマが入っているため、サシバの成鳥だと思われます。ずいぶんと近くを飛んでくれたことに参加者の皆さんも喜んでおられました。サシバの他に、ノスリやカケスなどと秋-冬の鳥たちも多く観察できました。
最後には池田館長が鳥獣センターのボランティアとして飼育を任されている、今年保護されたフクロウも少し見させていただくことができました。このように普段は見られない猛禽類を間近で見ることができることも、観察会に参加する楽しみの一つですね♪
“鷹の渡り観察会(鳥の道)” に対して2件のコメントがあります。
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サシバのお腹の観察から、若鳥と判る観察力に驚きます。私は、見かけない鳥を見て、只、見つけた喜びを楽しんでいる程度です。家の窓(薬師台)から、鳥の旋回を見て、サシバのピックィと聞こえる鳴き声を聞いて、とても、愉しい想いをしました。守谷には、沢山の野鳥を見かけるので、その大発見を楽しみに観察し続けます。
見たことない鳥を発見し、種類を調べる作業すごく楽しいですよね。これから冬になり鳥も見つけやすくなるので、非常に楽しみです。